2016年06月10日20:27
高欄の仕口です!≫
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前の記事で釘や金物を頼らない仕口という技法を書きましたので今回は伝統の技術で作られた高欄の仕口を載せたいと思います。

縁葛です。
↓
↓

込み栓で組み込まれた浜縁の板です。
↓
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地覆をはめることにより浜縁が固定されます。
↓
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斗束をはめることにより地覆が固定されます。
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たたら束をはめ込みます。
(たたらの漢字がなかったので平仮名になりすみませ。)
↓
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平桁をはめ込み斗束をはめ込みます。
↓
↓

架木をはめ込みます。
↓
↓

先ほどの架木にはめ込みます。
↓
↓

最後に角の架木をはめ固定します。
簡単に書いたもので、わかりにくいかもしれないです。
各部材が無駄なくそれぞれ役割を果たしてます。
聞いた話ですがたたら束の外し方がわからずバールでこじて外そうとしたのですが外れなかったらしいです。
また架木はネジで止めるしか止めようがない仕口がないと言った大工がいました。
工房に遊びに来た大工がどこからネジで締めてあるのか、それともノリでくっつけているのかと言われ、
その場でバラして見せたらこれなら絶対だなって言われました。
このように歴史が作った技法は素晴らしく強度があるものです。
興味がある方は工房に遊びに来て実際に自分の手で触り、感じてくださればありがたいです。

縁葛です。
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込み栓で組み込まれた浜縁の板です。
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地覆をはめることにより浜縁が固定されます。
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斗束をはめることにより地覆が固定されます。
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たたら束をはめ込みます。
(たたらの漢字がなかったので平仮名になりすみませ。)
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平桁をはめ込み斗束をはめ込みます。
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架木をはめ込みます。
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先ほどの架木にはめ込みます。
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最後に角の架木をはめ固定します。
簡単に書いたもので、わかりにくいかもしれないです。
各部材が無駄なくそれぞれ役割を果たしてます。
聞いた話ですがたたら束の外し方がわからずバールでこじて外そうとしたのですが外れなかったらしいです。
また架木はネジで止めるしか止めようがない仕口がないと言った大工がいました。
工房に遊びに来た大工がどこからネジで締めてあるのか、それともノリでくっつけているのかと言われ、
その場でバラして見せたらこれなら絶対だなって言われました。
このように歴史が作った技法は素晴らしく強度があるものです。
興味がある方は工房に遊びに来て実際に自分の手で触り、感じてくださればありがたいです。